潮の社に仕える一日 - 和布刈神社神職のこころにふれる特別体験
- 福岡
- 文化・芸能
- 2時間
関門海峡を望む聖地・和布刈神社。1800年を超える歴史を刻むこの社は、海の神を祀り、「潮の社」として古来より海峡を行き交う人々を見守ってきました。この特別体験では、神職の案内のもと境内のしきたりや手水の作法にふれ、白衣と袴に身を包み、心を整えます。やがて始まる大祓式では、人形(ひとがた)に自らの穢れを託し、祈りの言葉とともに海へと流す――それは、祓い清めと再生の儀式。古より続く日本人の「海への祈り」を、全身で感じ取る時間です。
潮風に包まれ、笛の音が響くとき、目の前に広がるのは“日本の玄関口”とも称される関門海峡この地に宿る精神と祈りの連なりに触れることで、参加者は単なる見学者ではなく、“祈りを捧げるひとり”として物語の中に息づきます。
かつて「竹害」と呼ばれ、人々を悩ませてきた放置竹林。その竹は、竹凛共振プロジェクトの手により、特許を得た竹チェロや竹バイオリンへと姿を変えました。害が財となり、課題が芸術へと昇華する。その物語は、地域の知恵と情熱が生み出した奇跡です。
貸切の仏閣では、竹灯籠の光に包まれた幻想的な空間で、唯一無二の楽器が奏でる調べに耳を澄ませます。音色に身を委ねるとき、私たちは単なる演奏を超えた「再生の響き」に立ち会っていることに気づくでしょう。さらに、参加者自身が竹楽器に触れ、その響きを奏でるひとときもご用意。
締めくくりは、同会場がふるまう、北九州の恵みをふんだんに使った特別な食事。澄んだ空気、竹の灯り、そして唯一無二の音色。すべてが調和し、ここでしか出会えない時間を紡ぎます。
江戸で生まれた鮨文化は、北九州市・小倉で「九州メロワール」として新たな息吹を得ました。三代目・舩橋節男氏が追求するのは、地魚や赤酢、九州の調味料を調和させた、この地ならではの江戸前鮨です。
本体験では、舩橋氏の語りを通じて“すしの都”北九州の魅力を学び、九州メロワールの哲学を紐解きます。旬の鮨と厳選日本酒のペアリングが、一貫ごとに新たな発見をもたらします。さらに特別にカウンター内へご案内。職人しか許されない場で、舩橋氏直伝の技に挑戦し、自らの手で鮨を握る“一日鮨職人体験”を体感いただきます。鮨文化を 学ぶ・味わう・体験する。知識と感性が響き合う、ここにしかない 至高の Edutainment Gastronomy が広がります。
1500年の歴史を誇る越前漆器は、ホテルやレストランなど業務用漆器の国内シェア8割以上を担うまでに発展し、今も暮らしと食文化を支えています。その品質は国内外の料理人や美食家から高く評価され、多くの人々を魅了してきました。本プログラムでは、大本山永平寺御用達の老舗塗師屋・漆琳堂で工房を見学し、職人たちが受け継ぐ手技と漆器文化の息遣いに触れます。さらに兄弟で漆器店を営む錦古里漆器店で漆塗り体験に挑戦し、自らの指先で漆の奥深さを実感。より深く漆文化に触れたい方は、福井の伝統的な「八十椀」に盛られた料理を座敷で味わう特別ランチや、日常使いの器から格式ある漆器まで揃う漆器のお買い物もお楽しみいただけます。
京都・上賀茂。室町時代から神官の家々が並ぶ社家町に佇む老舗「京料理さくらい」。
重要伝統的建造物群保存地区として知られるこの地で、約100年続く料亭の三代目店主が教える「おだし作り体験」と京料理会席をお楽しみいただけます。昆布とかつお節から一番だしを引き、香りや旨味の違いを学んだ後は、引き立てのおだしを使った「煮物椀」をご試食。体験後には季節の京会席をご堪能いただきます。
明神川沿いの風情ある町並みの中で、京都の味の原点を五感で感じる特別なひとときをお楽しみください。
芸術、歴史、そして港が交わる、東京の優雅なウォーターフロント、天王洲から出航しましょう。かつては静かな倉庫街だった天王洲は、ギャラリー、カフェ、運河が集い、街のモダンな精神を反映したクリエイティブな拠点へと変貌を遂げました。江戸クルーズはこのスタイリッシュな港から出発し、バイリンガルアプリ「スマートタウンウォーカー」のガイドによる2時間のプライベートクルーズで、浮世絵を通して江戸の物語と、進化する街のスカイラインを紐解きます。山口歴の「OUT OF BOUNDS」をはじめとする印象的な壁画を横目に、品川、洲崎、芝浦から築地、佃島、そして優美な永代橋まで、かつて浮世絵に永遠に刻まれた水路を辿ります。この芸術的な航海は、東京の水路を生きた博物館へと変貌させ、古き良き江戸の美しさと現代の天王洲の革新性と魅力が融合します。
かつて佐賀・鍋島藩の御用窯が置かれた秘窯の里・伊万里。この地で江戸時代に"最上大業物”に列せられた「肥前刀」の技術を今に伝える刀匠・西村直真氏の鍛刀場を訪ね、炎と土の力が生む日本の伝統工芸=日本刀の世界に没入していただきます。
炎と向き合う刀匠との対話により、「肥前刀」の歴史や焼き物産地と刀鍛冶の技術的な関わりといった地域の歴史的背景に理解を深めるとともに、実際に鍛刀工程の一部を体験するなど、日本の精神文化を五感で感じとることができる体験です。
佐賀を代表する酒蔵「富久千代酒造」が手掛ける1日1組限定のオーベルジュで、有田焼の名窯・柿右衛門または今右衛門の当代を迎えた特別な夕べを体験。
酒蔵見学から杜氏による解説、そして歴史ある器で供される料理と酒を堪能できる、贅沢かつ知的好奇心を満たす宿泊プログラムです。
世界的名窯の当代陶芸家と直接交流できる唯一無二の機会であり、食・酒・器が三位一体となる“泊まるアート体験”をお届けします。
嬉野の茶農家・松田二郎氏が案内する茶畑を訪れ、自然環境を活かした栽培方法や茶づくりへのこだわりを直接学びます。
畑で茶葉の香りや風味を体感した後、「茶屋二郎」にて複数種類の嬉野茶をテイスティング。器やグラスを変えることで風味がどのように変化するかを五感で感じ取ります。
さらに、地元菓子とのペアリングを通じて、お茶と器の調和が織りなす奥深い世界を堪能。嬉野茶の文化とテロワールを余すことなく味わえる特別な体験です。
唐津の名旅館「松の井」を貸切り、料理長特製の懐石料理を、希少な唐津焼や有田焼の器に自ら盛り付ける特別体験。
器の由来や美意識を学びながら、「見る器」から「使う器」へと感性を広げ、料理と器の響き合いを五感で味わいます。
全館貸切の非日常空間で、文化と美食が融合する贅沢なひとときをお楽しみいただけます。
唐津焼の窯元「健太郎窯」で、自らの感性を形にした世界に一つの器を制作。
その器を舞台に、唐津の名店「鮨笑咲喜」が織りなす特別コースを味わいます。
器と料理が響き合う瞬間を通じて、“用の美”を五感で体感する唯一無二の美食体験。
工芸と食文化が融合する、唐津ならではの贅沢なひとときをお届けします。
「食の宝庫」である福井県のローカルガストロノミーを、より深く堪能していただくために、ミシュラン獲得歴を誇る『御料理 一燈』が贈る至極のペアリング体験をご用意しました。
厳選した北陸の旬の食材と、各蔵元が手造りで丁寧に醸す個性豊かな日本酒を、最適な組み合わせでご提供いたします。
さらに、この特別なひとときをより印象的に彩るのが、1500年以上の歴史を誇る「越前漆器」の技術で仕上げた特製グラス。通常のグラスとの違いによって、日本酒の味わいがどのように変化するのか、その繊細な違いをお楽しみください。
福井の美食と伝統が織りなす極上のひとときを、心ゆくまでご堪能ください。
かつて大阪と北海道を結ぶ「北前船」の寄港地として栄えた三國湊。この地には今もなお、歴史と風情を感じる町並みが息づいています。
「オーベルジュほまち三國湊」は、9棟16室の宿泊施設と1棟のレストランを備え、まるで町全体がオーベルジュであるかのような、特別な滞在体験を提供します。客室は、伝統的な町家をリノベーションしたもので、地域の歴史と現代の快適さが調和した上質な空間。宿泊者は、三國湊の情緒ある街並みを散策 しながら、九頭竜川や日本海から吹く風 を感じ、地域の文化や暮らしに自然と溶け込むことができます。
長い歳月をかけて育まれた三國湊の魅力を、五感で存分に味わうひととき。非日常の空間で、心に深く刻まれる特別な時間をお楽しみください。
130年の歴史を誇る老舗料亭「開花亭」と、禅の名刹・永平寺に根づく精進料理の精神が融合し、新たな境地を切り拓いた特別なコース 「The SHOJIN」。禅の教えとともに精進料理の思想が息づく福井の地で、一般的には質素なイメージの強い精進料理を、福井を愛する匠の技で昇華。四季折々の食材を用い、研ぎ澄まされた技で紡ぐ一皿一皿は、伝統を継承しながらも革新を宿す美の結晶です。さらに、厳選された福井の銘酒とのペアリングも含め、世界の美食家を魅了してきた、特別な機会にのみ提供される至高のガストロノミー体験を、ぜひご堪能ください。
「永平寺 親禅の宿 柏樹關」は、永平寺にほど近い自然豊かな環境に佇む、禅の心を深く体験できる宿泊施設です。ここでは、坐禅、写経、朝のおつとめなど、実際の禅修行を体験しながら、その奥深い世界に触れることができます。食事には、永平寺監修の本格的な精進料理をご用意しており、心身ともに整うひとときをお楽しみいただけます。
館内には永平寺杉が使用され、客室には越前和紙や地元の工芸品を取り入れることで、旅館の快適さと宿坊の厳かさを融合させた特別な空間を演出しています。
福井の自然美と伝統が息づく落ち着いた環境の中で、心安らぐひとときをお過ごしください。
丹巌洞は、1846年に福井藩の医師・山本瑞庵によって建てられた歴史ある建築物で、国登録有形文化財に指定されています。伝統的な日本建築の美しさを備え、その設計や構造が高く評価されています。
周囲を豊かな自然に囲まれたこの静寂の空間は、幕末の志士たちが密会を重ねた重要な歴史的拠点でもあります。また、庭園には福井固有の 「笏谷石」 を用いた敷石や橋、灯篭が配され、苔むした風景が時の流れを感じさせます。
福井の歴史と美しい自然が融合するこの特別な場所で、心安らぐお食事とオーナーによる特別なご案内をぜひお楽しみください。
『Brilliant Heart Museum』は、福井県三国町出身で、数々の世界的な賞を受賞しているアートディレクター・戸田正寿氏が設立した美術館です。越前加賀海岸国定公園にある、千年の間斧を入れられない神の島「雄島」に焦点を当て、一瞬たりとも同じ形をとどめない移ろいゆく風景を、一枚の絵画として捉え、世界へ発信しています。
ここでは、茶道の文化を味わいながら、変わりゆく光、風の音、海鳴り、波の響き、鳥のさえずり、虫の音、人々の気配に耳を傾け、ゆったりと流れる時間をお楽しみください。
「ESHIKOTO」は、220年以上の歴史を誇る福井の黒龍酒造がプロデュースする施設です。この地の礎となるお酒・食・アート をテーマに、福井の文化と伝統、そして雄大な自然が交わる空間を創り上げました。
目の前に広がる絶景を眺めながら味わうお酒、地元の食材をふんだんに活かしたお食事、そして福井の伝統工芸と自然に囲まれた宿泊施設「歓宿縁」での滞在を通じて、お酒・食・文化・自然が織り成す、重厚で豊かなひとときを心ゆくまでご堪能ください。
日本海を望む絶景の地に佇む「望洋楼」は、明治時代から続く格式ある料理旅館です。
福井は、越前がにをはじめとする海の幸や野の幸に恵まれた土地。その豊かな食材を、料理という特別な体験へと昇華させるのが望洋楼です。
冬には、越前がにの中でも厳選を重ねた珠玉の一杯を。夏には、最高の海の幸・野の幸を。それぞれの素材を知り尽くした料理人が、一皿一皿に心を込め、妥協なき技で仕上げます。
忙しい日常のなかで摂る食事が多いからこそ、望洋楼で、究極の食体験を是非ご堪能いただき、こだわり抜いたお部屋で、忘れられないひとときをお過ごしください。
地元出身の縄手シェフとともに、地元の生産者が育てた野菜や果物を購入できる道の駅(日本版マルシェ)へおでかけ。シェフと一緒に、その日のランチに使う旬の食材を選びます。
ランチは、庄屋門を構える古民家を改築した『南天苑 別邸・久右衛門』を貸し切りに。フレンチをベースに、北欧の発酵文化を融合させた一皿で、南河内の自然を五感で味わうローカルガストロノミーをお楽しみください。
食肉産業の歴史が140年にわたる羽曳野市。食肉の聖地と称されるこの地で、最高峰の肉を堪能するGastronomy Hopping。
市内に加工所があるため、仕入れ先が近く、新鮮で良質な肉を味わえます。さらに、食通をも魅了する焼き鳥の名店を、旅行者のためだけに特別貸切。こだわり抜かれた逸品をゆったりとお楽しみください。
大阪南部に位置する南河内。小さなコミュニティの中には、世界的に評価される陶芸家や日本の有名レストランや料亭で使用される食材・生産者、そして豊かな歴史文化が息づいています。
そんな南河内の食材や陶芸作品を、一つのガストロノミーエクスペリエンスとして体現するレストラン「Oasi」。イタリア本土の名店『ロカンダ・アル・ガンべロ・ロッソ』で修業を積んだ杉本シェフが手がけるコース料理とともに、陶芸家の工房見学など、ここでしか味わえない特別な体験をお楽しみください。
季節に応じて、水茄子、イチゴ、ブドウ、ミニトマトなどの農園で、日本ならではのフレッシュな野菜やフルーツを存分にご堪能いただいた後は、貝塚市にある『料亭 古の木』へご案内。伝統的な日本家屋の個室で、泉州出身の若手演奏家による篠笛と和太鼓の特別生演奏をお楽しみください。お食事は、1ヶ月にわずか数頭しか出回らない大阪のブランド牛『なにわ黒牛』のすき焼きをメインに、地産地消の懐石料理をご用意。
五感で味わう、極上のガストロノミー体験をお届けします。
大阪府岸和田市「ボン・ヴィラージュ・オゼ」オーナーの西山シェフと連携し、仕入れ食材から体感するガストロノミーコンテンツです。
大阪最古の歴史を誇る酒造見学と日本酒テイスティング、プロによる鮮魚の目利きを通じて泉州の食材を「発見」し、西山シェフがそれらの食材を贅沢に使ってフレンチとして提供。食後には、泉州の和菓子職人・洋菓子職人がレストランに集い、フレッシュなフルーツの食べ比べや目の前で包んでもらう大福を味わえます。
日本のPop Cultreの中心である原宿を、日本の「KAWAII」文化を体現する原宿発ブランド『KAWAII MONSTER CAFE』から生まれた「Monster Girl」と一緒に散策します。
まずは、原宿Monsterに仲間入りすべく、原宿KAWAII文化を代表するアパレルショップへ向かい、お気に入りのデコラファッションを選び、身にまといましょう。準備が整ったら、東京・原宿の甘くて美味しいグルメを巡る旅へ出発!
Monster Girlおすすめのフォトスポットで記念撮影をしたり、竹下通りの人気スイーツやフードを味わったりと、原宿ならではの特別なひとときをお楽しみください。
兵庫県姫路市に酒蔵のある「長谷川栄雅」五種の酒の香り、味わいに合わせて陶芸家が制作した酒器や華道相阿彌流師範の中村俊月氏が手がけるいけばななど、時間と空間、五感のすべてを通して日本文化の美しさ、豊かさに触れていただきながら、完全会員制貸切空間で最高級の日本酒の飲み比べ体験をご堪能頂けます。
「長谷川栄雅」の特徴として、日本酒の原料であるお米は酒米の王様と呼ばれる兵庫県の山田錦を使用し、水は名勝・鹿ヶ壺という湧き水を源流とする揖保川系林田川の伏流水を使用、製麹法のなかでも手作業で行う最高峰の蓋麹法で麹をつくり、手間をかけて搾る伝統的な袋搾りで集めたお酒です。
世界的に注目を集めている「Wellness(ウェルネス)」と、日本ならではの観光要素を組み合わせた新しいプログラム「Culture Experience × Wellness Activity」。
このプログラムでは、異なる視点からウェルネスを体験できます。前半は「動のウェルネス」。日本の伝統芸能である「能(のう)」を通じて、体に負担が少ない動き方や呼吸法、発声法を学びます。
後半は「静のウェルネス」。海外で人気の「ペイント&シップ」体験では、飲み物を楽しみながら、日本の独特な浮世絵を塗り、あなた自身のインスピレーションを表現します。
日本人の心にも通じる「武士道」。それは、人生を深く見つめるための大切な学びの場です。
弓術や薙刀術、剣術といった伝統的な古武道を通して、武士の精神や自己修養の大切さに触れることができます。見るだけや講義だけにとどまらず、道着を身にまとい、実際に武具を使って学べる実践的な体験が魅力です。さらに、各武道の宗家・次期宗家から直接指導を受けられる貴重な機会もあり、その技術や哲学は、心を研ぎ澄ませる特別な時間を提供してくれます。
静岡県御殿場に佇むリストランテ桜鏡では、世界No1のレストラン「エル・ブリ」で修行を重ねた黒羽シェフによる食材の持ち味を最大限に引き出す絶品イタリアンをご堪能ください。
ランチの前には黒羽シェフが惚れ込んだ野菜を生産する地元生産者の杉正農園で野菜の収穫体験を行うなど普段では味わえないガストロノミーエクスペリエンスをお楽しみください。
Gastronomyを語る上で重要な概念「オーベルジュ」。高品質なレベルで食×宿泊を提供するarcana izuは、「エモーショナル・フレンチ」をベースに朝食から夕食まで地産地消の食材を提供する森の中に佇む小さな隠れ家で、ゆったりとした時間をお過ごしいただきます。 日中は、希少食材である「あまご」の養殖を唯一行っている生産現場の見学と湧き水で育てられている天城産わさびの収穫体験による生産者との触れ合いを通じて、arcana izuのディナーで提供される食材に対する理解を深めていただきます。